旅客船の利用客が増える年末年始を前に海の事故を未然に防ごうと、海上保安部による安全点検が12月10日から静岡県下田市で始まりました。

10日は下田海上保安部と中部運輸局の職員が伊豆諸島と下田を結ぶ旅客船「フェリーあぜりあ」を点検しました。

担当者は運航に必要な書類がそろっているかや機器の点検状況を調べていきます。

救命いかだや救難信号装置など安全設備についても入念にチェックしていました。

年末年始は利用客も荷物も多くなる中、冬の伊豆諸島は天候次第で厳しい航海になることもあるといいます。

下田海上保安部・山下雄一郎 部長:
安全第一。無理な航海をしないところに尽きる。旅客船は海の上で一番守られるべき船舶。無理のない安全な運航を心がけてもらえたら

この安全点検は2025年1月10日まで行われます。

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