歌を通して東日本大震災からの心の復興を支援する「三陸歌声喫茶」が12月14日、岩手県盛岡市で開かれました。

これは、NPO法人「東北岩手応援チャンネル」が被災者の心の復興やコミュニティーづくりにつなげるため、2014年から開いているものです。

これまで県内の仮設住宅や災害公営住宅などで開催されてきましたが、14日は入居者の7割が沿岸から移ってきたという盛岡市南青山の県営住宅に11人が集まりました。

会場ではNPOのメンバーやボランティアの高校生が歌謡曲や流行りの曲など13曲を生演奏。

リクエストに即興で応える場面もありました。

集まった人たちは音楽に合わせ歌を歌ったりして思い思いに楽しんでいました。

陸前高田市から移った住人
「懐かしい歌も出るし楽しい。若い人の声聞くのもいい」

NPO法人東北岩手応援チャンネル 出淵晴彦代表
「復興という言葉にとらわれずにまちづくりと社会福祉地域福祉としての活動としても続けていきたいなと思っています」

三陸歌声喫茶は15日、花巻市でも開かれます。

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