子どもが患いやすい病気・マイコプラズマ肺炎の感染者の報告が、愛媛県内で過去10年の平均を上回っていて、県が予防を呼びかけています。
厚生労働省のHPによりますと、マイコプラズマ肺炎は細菌の感染により引き起こされる病気。発熱やだるさ、頭痛やセキなどの症状が見られ、セキは熱が下がったあとも3~4週間続くことが特徴です。患者の約80%が14歳以下とされています。
愛媛県の13日の発表によりますと、マイコプラズマ肺炎の感染者は8日までの1週間、1医療機関あたり平均で1.67人報告され、前の週より0.50人増えています。
過去10年の1週間あたりの感染者の平均は0.5人以下。今年は9月下旬から再び過去10年の平均を上回る状況が続いています。特に南予は増加傾向ということです。
県は全国的な傾向が愛媛にも遅れて現れているとしていて、手洗いやうがい、マスクの着用など予防を呼びかけています。
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