年末年始になると混み合うのが商業施設や飲食店。火事による被害を防ぐため、新潟市で12月16日、消防が百貨店の防火管理体制を確認しました。
【記者リポート】
「新潟市中央区。きょうも多くの買い物客が見られていますが、年末年始はさらに混み合うということで、求められているのが安全安心な受け入れ体制です」
16日、新潟市中央区の百貨店で消防が確認していたのは、店の防火管理体制です。
これは客で混み合う年末年始を前に商業施設などへ防火の徹底を呼びかけようと毎年行われているもので、この日は新潟市消防局が防火シャッターや消火器の管理状況などを確認しました。
【新潟市消防局長 大泉敏一 消防司監】
「(店側が)点検した日と、“2034年まで有効”という有効な時期がありますので、その期限を確認します」
また、避難経路についても…
【新潟市消防局長 大泉敏一 消防司監】
「店員の方々が周知されているということで、各フロアでやられている?」
【新潟三越伊勢丹の社員】
「各フロアで避難経路を確認しています」
【新潟市消防局長 大泉敏一 消防司監】
「非常にいい体制・万全な体制で対応されていると思う。最近は電気火災等も多く発生しているので、コンセントのほこりを取り除くなど、そういった防火に心がけていただければ」
今年市内の飲食店などでは12月15日までに9件の火事が起きています。
【新潟三越伊勢丹総務・経営企画部 高橋芳明 部長】
「年間でも相当お客様が入られる時期なので、安心してお客様が買い物をしていただける、これをしっかりと、まずは新年に向けてやっていきたい」
市消防局は年始にかけて市内の約150施設で査察を行います。
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