物価の高騰などで小中学校の給食費が家計を圧迫しているとして、12月16日に市民団体が岩手県に対し給食費の無償化を求める署名を提出しました。

署名を提出したのは市民団体の「学校給食費の無償化を求める岩手の会」です。

この市民団体は2024年4月の発足以降、物価高騰などで小中学校の給食費が家計を圧迫しているとして給食費の無償化を求める署名運動を展開してきました。

16日はメンバー7人が約3万7000人分の署名を佐藤一男教育長に提出しました。

これを受け佐藤教育長は「動向を注視し要望を踏まえ引き続き国に必要な働きかけを行っていく」と述べました。

県教委によりますと、県内では陸前高田市や宮古市など11市町村の小学校と中学校で給食費を無償にしているということです。

学校給食費の無償化を求める岩手の会 日屋根哲共同代表
「子どもの貧困化はすごく深刻な状態にある。できるだけつらい思いをさせたくない」

市民団体では18日に盛岡市に対しても給食費の無償化などを求める署名を提出する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。