いよいよ来週はクリスマスということで、12月16日は食べるだけで幸せになれるクリスマスケーキを特集します。2024年の傾向や人気商品などを取材しました。
竹下昇輝 記者:
日本では1910年に初めて販売されたといわれるクリスマスケーキ。長い歴史の中でどのような変化があったのでしょうか
こちらは1970年代に撮影されたクリスマスケーキを作る様子。
定番のイチゴのショートケーキは1950年代から60年代にかけて広く知れ渡ったと言われていますが、当時はまだ種類も少なくデザインもシンプルでした。
時は移って2000年代。
この頃になると華やかなクリスマスケーキが続々と登場し、味や形も豊富になりました。
こうした中、百貨店ではクリスマス商戦が激化。
新作ケーキの試食会には多くの人が訪れました。
松屋銀座が行ったアンケート調査では2024年のクリスマスケーキを選ぶポイントの
第1位は「味」。
今年はクリスマスが平日のため、食べきりサイズのケーキを選ぶ人も増えているそうです。
竹下昇輝 記者:
「値段」よりも「味」が重視される近年のクリスマスケーキ。こちらのお店には本場の味が楽しめるこだわりのケーキがあるということです。
沼津市の「ラ・ポルトドール」。
店内にはパリで修行を積んだ堀田さん夫婦が手がけたフランスの伝統菓子「サバラン」や旬の果物を使ったミルフィーユなど本格的なケーキや菓子が並んでいます。
クリスマスケーキについては、すでに予約の受付を止めている商品もある中で2024年の目玉は…。
ラ・ポルトドール・堀田裕也 代表:
こちらがノエルカフェクレームショコラです
一見すると普通のブッシュドノエルですが、スポンジを使わずにキャラメルやショコラ、コーヒーのムースを組み合わせて作られていて、底に入っているアーモンドやメレンゲとの触感の違いも楽しめるのが特徴で、飾りつけのチョコレートも1から手作りされています。
ラ・ポルトドール・堀田裕也 代表:
作り手としては1年の締めくくりの時期でもあるので、大切な人たちと一緒にその場を盛り上げる1つのアイテムになってくれればと思っています
竹下昇輝 記者:
一方、こちらのお店には何とインパクト抜群のクリスマスケーキがあるということで、
早速行ってみたいと思います
伊豆の国市の道の駅・伊豆のへそにある「いちごBonBonBERRY」。
静岡県内産のイチゴを使用したケーキや菓子などが人気で、クリスマスには毎年特別なケーキを販売していますが、2024年のイチオシは…。
いちごBonBonBERRY
渡辺淳一シェフパティシエ:
お待たせしました。こちらがボンボンスペシャルノエルになります
高さ35cm、重さは実に10kg。
ツリーをイメージした大迫力のケーキで、通常のショートケーキと比べてもこの通り。
全部で何と200粒以上のイチゴが使われています。
いちごBonBonBERRY
渡辺淳一シェフパティシエ:
コロナが落ち着いてから大人数でのパーティもするようになり、大きいケーキの需要がかなり上がってきている
定番から変わり種まで毎年様々な商品が販売されるクリスマスケーキ。
みなさんはどんなケーキを選びましたか?
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