山形・朝日町で4月29日、「二十歳のつどい」が開かれた。町では30年以上前から、「成人式」から名前が変わった「二十歳のつどい」を大型連休で参加しやすい4月29日に毎年開いている。
仕込みから6年 自ら収穫したブドウで記念ワイン
2024年は、2003年4月2日からの1年間に生まれた55人のうち46人が出席し、鈴木浩幸町長から「大きく飛躍してほしい」と祝いのメッセージを受けた。
この記事の画像(7枚)朝日町・鈴木浩幸町長:
どんな状況にあっても、誠実にひたむきに一歩一歩努力することによって、必ず夢がかなえられることを心にとどめておいてほしい
そして式典では、二十歳となった若者たちに記念品が贈られた。
記念品は、自分たちが中学3年の時に収穫したブドウから作られた町内産のワインで、仕込みから6年の時を経ている。
ワインは祝賀会で提供され、ワイン樽を使った縁起担ぎの鏡開きも行われた。
20歳を迎えた感想は…
参加者は、「やっと大人になれた気分。かっこいい20歳になりたい」「自分のやりたいことがたくさんできて、すごく充実していると思う。学校で資格を取ったり、自分のやりたいことに向かっていろいろ勉強できていて楽しいと思う」などと語った。
また、別の参加者は「うれしい気持ちと、もう20歳なのかという気分。しっかり働いて、ある程度の金を稼いで、不自由のない暮らしをしていきたい」と目標を語ってくれた。
2024年のゴールデンウイークは、5月3日に南陽市・川西町、4日に米沢市・酒田市で二十歳を祝う行事が行われた。
(さくらんぼテレビ)
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