水がきれいな山奥などに生息している「タゴガエル」は、ニワトリを思わせる鳴き声が特徴で、繁殖期を迎える毎年5月ごろに、その鳴き声を聞くことができます。

鳥取市にある「湯所神社」では、本殿の裏に、この「タゴガエル」が生息しているのが確認されてから、地元の保存会が地域を盛り上げようと、鳴き声をまねる大会を開いていて、今回は、子どもたちなど18人が参加しました。

本物の「タゴガエル」の鳴き声が聞こえる中、参加者たちは声のトーンを変えたり、強弱をつけたりしながら個性豊かな鳴き声を披露し、審査員たちが、似ているかどうかなどをもとに点数をつけていきました。

中にはカエルのかぶり物を身につけた人や、飛び跳ねてカエルを表現する人もいて、観客たちの笑いを誘っていました。

優勝した小学6年生は「初出場ながらもベストを尽くして優勝できたので、うれしいです。来年の大会も頑張りたいです」と、すでに大会2連覇に照準をあわせていました。

また、去年の優勝者で、今回は2位だった中学2年生は「前回よりもタゴガエルに近づけるように頑張りましたが、およびませんでした。来年は必ず優勝します」と雪辱を誓っていました。

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