夏の海開きを前に愛媛県松山市にある利用客が多い海水浴場で、水質調査が８日から始まりました。

この水質調査は、年間おおむね１万人以上の利用が見込まれる松山市内の７カ所の海水浴場で４日間かけて行われます。このうち堀江海水浴場では、市の担当者ら３人が船に乗り込み、沖合およそ５０メートルの海上から調査にあたりました。

調査するのは６項目。円盤状の道具を使って目で透明度をチェックしたほか、水深約５０センチから海水のサンプルを採り大腸菌の数などを調べます。

松山市環境部環境指導課・中河三千代主査：
「現在分かっている範囲では油膜などもみられなく、透明度も例年通りの数字ですので、その他の項目に関しても調査結果出ましたら安全安心ということを確認して、楽しんでいただければと思います」

去年の調査では７つの海水浴場全てが海水浴に適した水質になっていて、今回の調査結果は６月中に市のホームページなどで公表される予定です。

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