南陽市の山林火災は、燃え広がるおそれはなくなったが、まだ鎮火には至っていない。消防が8日朝から、再燃を防ぐための消火活動を行った。
南陽市宮内の山林火災は、発生から4日目の7日午後6時ごろ、ほぼ消し止められたことを示す「鎮圧状態」となった。
8日は、消防隊や団員などあわせて約150人が、午前8時から消火用の水を背負って山に入り、再び燃え広がるのを防ぐ消火活動を行った。
(南陽市・白岩孝夫市長)
「どうかきょう(8日)『鎮火状態』に持って行き、その後数日をかけて本当に煙が上がらないことを確認した上で『鎮火』を宣言したいと思っています」
この火事による焼失面積はじつに137ヘクタール。70代の男性1人が、両足に軽いやけどをしている。
(南陽市・白岩孝夫市長)
「出火原因の調査を消防・警察と連携して行っている。まず消火優先、そして並行して調査を進め、原因がわかったら速やかにお知らせしたい」
南陽市などは今後、農作物の被害などについても調査を行う方針。
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