東北中央道・新庄インターチェンジ付近の「道の駅」について。地元商工団体は8日、「道の駅」を核とした地域活性化を目指す観光地域づくり法人「最上版DMO」を設立することを決めた。

「最上版DMO」の設立を決めたのは、地元の3つの商工団体で組織する「新庄もがみのランドマーク検討協議会」。

去年3月に中断した「道の駅検討会」をめぐっては、新庄市の山科市長が「行政と民間の役割を整理したい」と提案。
最上地域の町村長と「勉強会」を設置し、検討会再開に向けた協議を始めている。

「最上版DMO」は、この行政の動きと連動して道の駅を核とした地域活性化を担う組織づくりを進めるもので、将来的には道の駅設置後の運営主体となることを目指す。

(新庄もがみのランドマーク検討協議会・柿崎力治朗会長)
「道の駅を運営するための母体・受け皿がないので、何らかの形を作り、そこに商店街や各町村の商店が参加できるような道の駅を作りたい。それで最上郡の交流人口を増やしたい」

民間主導による最上地域初の「DMO」。
各商工団体の承認を経て、2025年度中には設立される見通しで、2026年4月に本格始動する。

※柿崎力治朗会長の「崎」はタツサキ

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