サケの街・岩手県宮古市で、4月12日に地元の子どもたちによるサケの稚魚の放流会が行われました。

これは子どもたちに環境を守る意識を高めてもらおうと宮古市が毎年この時期に行っています。

12日は市内の園児や小学生など約330人が参加し、市内のふ化場で9センチほどに成長したサケの稚魚3万匹が閉伊川に放流されました。

宮古市によりますと、減少傾向が続く市内のサケの漁獲量は2023年度約9.3トンで、最も多かった1996年度の0.06%にとどまっています。

参加した子どもたちは「元気に帰ってきてね」と声をかけながらバケツに入った稚魚を川に流していました。

参加した子ども
「(放流して)うれしかった」「大きくなってすごい立派な魚になってほしい」

12日に放流された稚魚は産卵のため約4年後に閉伊川に戻ってくるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。