6年前の西日本豪雨を教訓に倉敷市が新たに防災庁舎を整備することになり、5月9日、建設予定地で安全祈願祭が行われました。
倉敷市役所の本庁舎北側の建設予定地で行われた安全祈願祭には、伊東市長をはじめ市の職員や工事関係者約30人が出席し、工事の安全を祈願しました。
新しく整備される防災危機管理センター棟は、2018年の西日本豪雨を教訓に計画されたもので、鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積は約5300平方メートルです。震度7クラスの地震にも耐える免震構造で、電気設備を屋上に設置し、浸水時にも電気の供給が出来るようになっています。
総事業費は本庁舎の整備などをあわせて約72億8000万円で、市では、このセンター棟に防災危機管理室や消防局、水道局などを移転させ、災害対策機能を集約し大規模災害が発生した時でも業務が続けられるようにします。
(倉敷市 伊東香織市長)
「いざという時に備えて日頃からの取り組みが出来る、そして様々な情報がここに集まり、多くの機関がここに集まって迅速な災害対応が出来る、そういう場所になっていくようにしたい」
センター棟の完成は2025年12月の予定で、順次、関連部署が移転し、2026年4月から稼働するということです。
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