香川県が全国で第3位の生産量を誇るニンニクの収穫作業が琴平町で最盛期を迎えています。実がしっかり詰まった品質の良いニンニクに2024年も仕上がりました。

丸々と大きく育った真っ白なニンニク。乾燥工程をかけていない生ニンニクです。香川県琴平町の森井幹夫さんの農園では1.2ヘクタールの敷地で育てたニンニクの収穫が4月から始まっていて、現在、最盛期を迎えています。

2022年度の香川県のニンニク生産量は728トンで、青森県、北海道に次いで全国第3位となっています。県は旬や品質にこだわって作られた県産の野菜を「さぬき讃ベジタブル」として売り出していて、現在29種類の野菜で67の生産者が認定されています。

県全体の2024年のできは小ぶり傾向ですが、実がしっかりついた品質の良いニンニクに仕上がったということです。

(早川祐貴記者)
「採れたてのニンニクのホイル焼きをパンに載せていただきます。ニンニク本来の香りが鼻を抜けていきます。それでいて甘みもしっかり伝わってきます。おいしいです」

(生産者 森井幹夫さん)
「(特長は)やっぱりにおいと香り。食をそそる香りが香川県産ニンニクは強いと自負している。暑くなって夏バテする時期にニンニクを食べてもらって、頑張って乗り切って、暑い夏と戦ってもらいたい」

生ニンニクの出荷は4月から5月まで続き、6月から8月までは、日持ちがするように乾燥させたニンニクが出荷され、県内の産直市場やスーパーに並びます。

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