遊佐町・酒田市沖での洋上風力発電の計画や検討が進んでいることに反対する市民グループが、市や県に対し丁寧な説明を求めて抗議活動を行った。
酒田沖の洋上風力発電計画は、現在、事業化の可否について検討している段階。
遊佐沖について国は4月、酒田港を事業化に向けた拠点として整備する「基地港湾」に指定した。
これらの動きを受けて、10日、計画に反対する市民グループや漁業関係者など11人が酒田市役所前で抗議活動を行い、市や県に対して議論と丁寧な説明を求めた。
(鳥海山沖の巨大風車はいらない有志の会・伊藤えり子世話人)
「説明会も開いていないし、あんなに大きな事業をやるのに、住民の声を聞かないのはおかしいと思う」
住民説明会について、酒田市の矢口市長は4月に次のように述べている。
(酒田市・矢口明子市長)
「洋上風力発電事業については、市民の理解を得ることが必要。住民説明会も開催していきたい。中学校区ぐらいの単位を想定」
市によると現在、早ければ6月に説明会を実施できるよう日程などを調整しているという。
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