このイベントは輪島市の美容サロン店主の小路琴枝さんが母の日にあわせて企画したもので、県内の美容サロンで働く11人がボランティアで集まりました。
イベントでは、美容サロンの店員によるフェイスマッサージが人気を集め、女性たちは顔の血行をよくするマッサージを受けたあと、肌にクリームなどを塗ってもらいました。
また、肌の手入れについてもアドバイスを受けるなどして、リラックスした時間を過ごしていました。
メイクアップのサービスでは、震災後の疲れから出た目のくまを上手に隠したり表情を明るく見せたりするメイクを教えてもらっていました。
5歳と4歳の子どもの母親は、「普段は全然メイクをしないで子どもたちの送り迎えをしています。久しぶりにしっかりメイクしてもらえてうれしいです」と話していました。
また、60代の女性は、「地震の後は顔が洗えない状態が何日も続き苦労しました。仕事もしているのでメイクをすると働く原動力になります」と話していました。
小路さんは「子育てをしているお母さんたちはなかなか自分のことまで手が回らない。お母さんたちがうれしそうにしてくれてよかったです」と話していました。
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