梅雨入りを前に長崎市の防災担当の職員が土砂崩れなどの危険性がある地域をパトロールしました。
長崎市の防災総合パトロールは「土砂災害警戒区域」や過去に崖崩れがあった場所などを点検して、対策につなげようと毎年行われています。
消防や市の職員など、約30人が出席しました。
KTN記者
「西町小学校すぐそばの道路、こちらの法面は一部斜面が崩れ、土の色が確認できます」
西町では土砂が道路に流れ込むのを防ぐため、今年度は斜面を補強する工事が行われることになっていて、市の職員が地元の自治会長と現状などを確認しました。
西町自治会 櫻本正美 会長
「油木方面からの子どもたちがここを通るので、道の安全が確保できなければ通学が難しくなる」
中央総合事務所地域整備1課 柴原浩一 課長
「最近の集中豪雨はどこでどう降るか予測がつかない。長崎市は斜面地が多いので、のり面対策は早めに予防処置が必要」
12日は1日に69.5ミリの雨が降った長崎市で御船蔵町で住宅裏のがけの一部が崩れています。
市は13日に22カ所を点検し、結果などを自治会と共有することにしています。
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