熊谷市は、6年前の2018年7月に観測史上、国内で最も高い41.1度を観測するなど夏の厳しい暑さで知られています。

市内にある百貨店は熱中症への注意を呼びかけようと店の前に毎年、温度計をイメージした高さおよそ4メートルの巨大な温度表示板を設置していて、ことしも14日から運用を始めました。

温度表示板には、百貨店のスタッフが午前11時と午後2時に熊谷地方気象台が観測した気温を表示していますが、14日午前11時の気温は20度ちょうどで目盛りで表示できる21度まで上がらなかったため数字で表示していました。

地元の70代の女性は「いよいよ熊谷に夏が来るという感じです。ことしも暑いという予報なので、こまめに水分を補給するなど熱中症に気をつけたいです」と話していました。

八木橋百貨店シニアアドバイザーの宮地豊さんは「近年、猛暑が当たり前になってきているので、この温度計で気温を確認して熱中症に注意してほしいです」と話していました。

この温度表示板は、8月末まで設置される予定で、厳しい暑さが続く場合は9月も表示を続けるということです。

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