岩手県は5月14日、岩手町在住の80代の女性がツツガムシ病に感染したと発表しました。
県内では2024年初めての感染確認で、県は注意を呼びかけています。

ツツガムシ病への感染が確認されたのは、岩手町在住の80代の女性です。

県によりますと、この女性には4月27日から発熱や発疹の症状が表れ、一時、医療機関に入院しましたが、現在は回復しているということです。

女性は4月中旬に自宅近くの畑に入った際、左肩を刺されて感染したとみられています。

県内でツツガムシ病の感染が確認されたのは2024年初めてです。

ツツガムシ病はダニの一種であるツツガムシの幼虫に刺されることで感染し、発熱・発疹などの症状が出るのが特徴で、重症の場合は死に至るおそれもあります。
人から人へは感染しません。

岩手県内では例年5月から6月にかけて発生が多く、県では山や田畑に入るときは、長袖・長ズボンを着用し、素肌を露出しないよう注意を呼びかけています。

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