ゴミの不法投棄を防止しようと沖縄県や沖縄県警察本部などが5月14日、協議会を開き、不法投棄の実態と対策について意見を交わしました。
県環境部や県警本部などの関係機関で構成される廃棄物不法処理防止連絡協議会は、ゴミの不法投棄の実態について、定期的な調査を実施しています。2022年度の調査結果では重量1トン以上の不法投棄は124件でゴミの総重量は2376トンにのぼり、2018年度以降で最も多くなっています。
投棄された物のなかには家庭ゴミや家電などの粗大ゴミも多く、協議会の比嘉貢会長は物価の上昇に伴う処理費用の高騰が不法投棄の増加につながっているのではないかと話しました。協議会では事業者や消費者に対してゴミの適正な処理方法などの周知を図り、不法投棄の防止を進めていく方針です。
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