発達した低気圧の影響で、福岡県内では沿岸部を中心に15日夜から強い風が吹き、各交通機関にも影響が出ています。JR博多駅前の広場でケヤキの木1本が倒れるなどしました。
日本列島の上空に強い寒気が流れこんでいる影響で、低気圧が急速に発達し、福岡県宗像市では、午前6時前に5月の観測史上最大の瞬間風速19.7メートルを記録しました。
◆記者リポート(16日午前)
「JR博多駅の博多口では、木が根元から折れ、別の木に覆いかぶさるようにして倒れています」
15日午後11時50分ごろ、JR博多シティの防災センター職員が博多駅前の広場を点検していたところ、高さ約13メートルのケヤキの木1本が目の前で倒れました。
当時吹いていた強風の影響とみられ、ケガ人はいませんでした。
県内の交通機関にも影響が出ています。
福岡市営渡船の博多ー志賀島便は午前7時35分の志賀島発から、博多-小呂島便は始発から欠航しています。
沿岸の海域で暴風のおそれはなくなりましたが、引き続き強風に注意が必要です。
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