福島県郡山市の日大工学部で始まるのが非常食を再利用する取り組み。フードロスの削減と防災意識を高める。

郡山市の日本大学工学部は、5月16日三重県の社団法人と協定を結んだ。

福島テレビ・宮下真結子記者:「水を注ぐだけで完成するこちらの災害食。実は賞味期限が近づいているんです。これを活かす取り組みが始まっています」

今回の協定のねらいはフードロスの削減と防災意識の向上。
この法人では、全国で賞味期限が近い災害用の非常食を集めて再利用を図ってきた。
大学ではこれまでコロナ禍で経済的に困った学生に配布を実施。学園祭で非常食のリメイク料理を配る活動も支援していて、16日はその料理も用意された。

根本修克日本大学工学部長は「学園祭で自分も少しだけいただきましたけど、おそらく、これどちらがリメイク料理なの?と言われたら分からないくらいに仕上がっていると思いますので、ぜひ皆さんも試していただきたいと思います」と話した。

今後はイベントなどでリメイク料理の提供や防災啓発などを行う予定だ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。