この祭りは、多くの人に初がつおを味わってもらおうと地元の漁協や商工会などが毎年、この時期に開いているもので、コロナ禍前には、およそ1万人が訪れていました。

ことしは事前に販売された有料席が完売し、4年ぶりに設けられた自由席を求めて朝早くから長い列ができていました。

祭りでは地元の久礼漁港で水揚げされた6トンのかつおが、たたきや刺身をごはんにのせたかつお丼などに調理されて販売されました。

高知県いの町から訪れた男性は「久礼のかつおは歯ごたえと風味が違います。ビールに最高に合います」と話していました。

祭りの実行委員会の委員長で中土佐町の池田洋光町長は「一生懸命、漁師が釣ったかつおを五穀豊じょうに感謝して食べてほしい」と話していました。

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