5月18日に岩手県盛岡市の県立博物館で普段は見ることのできない資料の保管室などを特別に見学するバックヤードツアーが開かれました。
バックヤードツアーは5月18日の『国際博物館の日』にあわせ県立博物館が毎年開催しているもので、2024年は親子連れなど14人が参加しました。
県立博物館で普段展示されている資料は2000点ほどですが、職員しか入れない収蔵庫には約32万点の資料が収められています。
参加した人は北上市で出土した約5000年前の縄文前期に作られた本物の土器に触れるなど普段できない体験を楽しんでいました。
参加者
「いろいろな資料があって面白いと思った」
「保存している所を見ることができて深く知れたので勉強になりました」
県立博物館 望月貴史専門学芸員
「博物館資料全体の99%近くはバックヤードにある。普段展示室では見ることのできない博物館の機能・面白さを体感して欲しい」
県立博物館ではこうしたイベントを通して多くの人に岩手の歴史や文化に関心を持ってほしいとしています。
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