秋田県横手市の市立横手病院で3月、薬品が保管されている場所から「向精神薬」がなくなっていたことが分かり、病院の関係者が5月20日、経緯などを説明した。
横手市の市立横手病院で3月29日、1階の薬剤科に保管してあった睡眠導入剤100錠が入った箱1箱がないことに職員が気づいた。
薬は前日の28日に納品されたもので、確認したところ、複数の薬の数も合わなかった。
今回なくなった向精神薬は、医療用の麻薬とは異なり金庫などで厳重に保管されず、在庫確認も1カ月に1回だという。
盗まれた可能性もあり、病院は5月2日に警察に被害届を提出している。
横手病院・柿崎正行事務局長:
「当然ながら由々しき事態。横流しなどの状況になれば大変なことになるので、それがなければいいなと思う」
病院は今後、保管場所のセキュリティー強化に努めていくとしている。
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