新潟県佐渡市で5月21日、小学生などがこの時期の伝統行事“車田植え”に参加しました。

佐渡市で21日に行われたのは、国の重要無形民俗文化財に指定されている佐渡の伝統行事“車田植え”です。

車田植えでは3人の“早乙女”と呼ばれる人たちが田んぼの中央に苗を植え、それを中心に後ずさりしながら渦を描くようにして苗を植えていきます。

この日は内海府小学校の児童や内海府中学校の生徒も参加。田植え唄を歌い、今年一年の豊作を願いました。

【児童】
「円に稲を植える間隔が難しそうですごいと思った」

【参加者】
「古くからずっと続いているものだと思うので、私たちが少しでも引き継げるよう頑張る」

【早乙女】
「無事に収穫までたどり着けたらいい」

【北村佐市さん】
「大変盛り上げていただいてありがたい。おいしくて収量が少しでもあるように願っている」

稲刈りは9月下旬に行われる予定です。

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