福島、新潟、群馬、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園は、毎年この時期に山開きを行っていて、ことしは、福島県側の檜枝岐村にある登山口の1つ「尾瀬御池」で式典が開かれました。

村や環境省の担当者、それに登山愛好家などおよそ400人が集まり、テープカットを行って、シーズンの到来を祝いました。

尾瀬沼周辺の湿原では、ミズバショウや鮮やかな黄色の花を付けるリュウキンカなどが咲いていて、訪れた人たちは、青空のもと、貴重な自然が残る湿原の散策や記念撮影などを楽しんでいました。

職場の同僚と訪れたという東京都の20代の女性は「登山口から1時間ほどで別世界のような景色で驚きました。次回は燧ヶ岳に登ってみたいです」と話していました。

栃木県から親戚3人と訪れた70代の男性は「山開きに合わせて来ました。ミズバショウがちょうど見頃できれいでした」と話していました。

檜枝岐村によりますと、尾瀬では、紅葉が終わる10月上旬ごろまで登山や散策を楽しむことができるということです。

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