防衛省は北海道で巨大地震が発生したと想定し、2025年に発足予定の陸海空の自衛隊を一元的に運用する「統合作戦司令部」を置き、初めての図上訓練を行いました。

木原防衛大臣
「防衛省・自衛隊が今後とも各種の災害対応に対して万全を期するためにも今回の統合防災演習に全力で取り組んで参りましょう」

 20日から行われている「自衛隊統合防災演習」は、北海道十勝沖で最大震度7の揺れと大津波が発生した想定で約1万2000人の自衛隊員のほか、在日米軍やオーストラリア軍も参加し、連携強化を図りました。

 また、陸海空の自衛隊を一元的に運用する統合作戦司令部が2025年3月に発足するのを前に、統合作戦司令官役と司令部員役を置いて対応手順などを確認しました。

 実際の運用に向けた課題など、検証を行う予定です。

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