和歌山県の熊野那智大社では春の訪れに感謝し五穀豊穣を祈る「桜花祭」が行われました。
那智勝浦町にある熊野那智大社の「桜花祭」は、平安時代に修行で訪れた花山法皇が桜の美しさを和歌に詠んだという故事にちなんで毎年行われています。
「那智の滝」の祭壇に飾られた桜の前で、桜のかんざしをつけた巫女が鈴を鳴らして舞を奉納し、五穀豊穣を祈りました。
訪れた人は、「すばらしい那智の滝と、神楽の舞を拝見できて感動しています」と話しました。
観光客らは伝統的な神事をカメラに納めて楽しんでいました。
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