火災現場などでの迅速な救助につなげます。
県内の消防隊員たちが救助の技術を競い合う大会が開かれました。
最前線で活躍している女性隊員も奮闘をみせました。
消防隊員の救助技術向上を目的に毎年行われている「消防救助技術指導大会」です。
県内全ての消防局と消防本部から選ばれた90人の隊員が、チーム戦と個人戦でロープを渡ったり、はしごを登るといった5つの種目で競います。
対馬市消防本部は女性2人、男性1人のチームで臨みました。
対馬市消防本部
「男性も女性も変わらない。職場でも意識している。負けないように」
建物に取り残された人を助け出す「ほふく救出」は装備を素早く装着するための「連携」と人を運ぶ「力」が必要です。
元気が自慢という2人が、息を合わせて素早く救助しました。
糸瀬 萌菜花さん
「男性しかしないことをすれば、男性も負けないように必死でやってくれる。今の対馬消防本部も。いい影響を与えられたら」
平戸市消防本部の内田大喜さん(30)は2023年、15メートルの壁を上る種目で全国大会に出場しました。
ほとんどの隊員が15秒を超える中、11秒で上り切りトップを飾りました。
平戸市消防本部 内田大喜さん(30)
「自分自身、30代という気持ちはない。まだまだバリバリやる。(救助隊メンバーの)キャプテンをしている。背中で見せられたら」
入賞した隊員は今年8月に開かれる全国大会などに出場します。
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