2024年に開学から20年を迎えた秋田市の国際教養大学が、世界をリードする人材の育成を目指し、今後10年間に取り組む教育や研究の内容をまとめた新たな指針を発表した。
国際教養大学のモンテ・カセム学長が示したのは、時代や環境の変化に対応し、秋田だけではなく世界の課題解決に貢献できる人材の育成を目指すための今後10年間の方針だ。
ビジョンには、国の内外の大学や企業との連携を強め、研究力の向上を目指すこと、老朽化が進む学内の設備を改修し、学生に快適な学びの場を提供することなどが盛り込まれている。
さらに、県内の国公立大学や秋田工業高等専門学校と共同で地域課題を解決するためのプロジェクトに取り組みたいとしている。
国際教養大学 モンテ・カセム学長:
「4国公立大学と高専が一緒になれば、総合大学くらいの力がある。誰にも負けないという気持ちで秋田を世界につなげたい」
また、開学20周年に合わせ、さまざまな分野で活躍する卒業生と在学生が交流できるイベントなどが企画される。
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