「ひろしま満点ママ・行きたくナル食堂」が実際に「行ってみた」お店をご紹介するコーナー。今回は「カレー」です。

(梶谷羽奈アナウンサー)
「今回、ご紹介する私の“行きたくナル食堂”は、変化する絶品カレーで、行きたくなるということなんですけど、変化するカレーってどういうことなんでしょうか?気になりますよね。で、今から行くお店の看板がこちらです。『華麗なるもももも』ということで、ちょっと変わった名前のお店ですが、早速、2階に上がっていきましょう」

訪れたのは、広島市中区紙屋町にある「スパイスカレー専門店・華麗なるもももも」
一体どんなお店なんでしょうか。

(梶谷アナ)
「お店の名前、『華麗なるもももも』?」
(店主・徳山 輝さん)
「インパクトが(強く)、とにかく覚えてほしいなあっていうのと、キャッチ―さですね」
(梶谷アナ)
「それだけ?でもやっぱりカレーのお店だから『華麗なる』は付けて」
(店主・徳山 輝さん)
「そうですね」

沖縄に住んだことのある店主の徳山さん。
立ち寄ったカレー屋で食べた「スパイスカレー」に衝撃を受け、自分も広島で「カレー屋をやりたい!」と開店を決意!数年間の修行を経て…ついに!今年2月、店をオープンしました。

来店したお客さんに話を聞いてみると…

(お客さんは)
「なかなか本格的な、こういうスパイスを使ったカレー屋さんって、なかなかなかったので、いい店、見つけたなあっていう」
「(辛いのが)すごい得意な訳じゃないんですけど、私からしたら、すごいちょうどいい辛さ」

味の決め手となるスパイスは30種類!特別に見せてもらいました。

(梶谷アナ)
「これ、すごく気になります」
(店主・徳山 輝さん)
「メースです」(=ナツメグの果実から採れる仮種皮と呼ばれる深紅色の網目状の膜を乾燥させたスパイス)
(梶谷アナ)
「これは形も不思議な形してますよね」
(店主・徳山 輝さん)
「手に持って香りを嗅いでみても大丈夫です」
(梶谷アナ)
「パリパリと硬い感じ?あっえっ?ちょっと(徳山さん:薬っぽい感じの香り)これがスパイスですか?ええ、すっごく独特な香りがします」

メインに使うスパイスは、15種類ほど。
カレーに合わせ厳選したスパイスを使っていきます。オリーブオイルで軽く炒めることで、香りを際立たせるのだとか。
こうして作ったのが、「海老出汁カレー」と「チキンキーマ」の2種類です。
もちろん、お米は「ターメリックライス」で仕上げています。
どんな味なんでしょうか。

(梶谷アナ)
「まずはじゃあ。チキンキーマの方から。あ、美味しそう。いただきます。<実食>うん。おいしい。スパイシーさ、マイルドですね」
(店主・徳山 輝さん)
「辛さは、そこまで強くなく、誰でも食べるように」
(梶谷アナ)
「心地よいピリ辛というか、チキンの旨味がすごく濃いです。噛むたびに、じわっと肉汁とチキンの旨味が出てきて、本当に美味しいです。では続いて海老出汁カレーのほういただきたいと思います。お出汁のカレーすごく味が気になります。どんな感じなんだろう?いただきます。<実食>すごい。海老と出汁がすごく香ります。和風。すごいスパイスってよりも海老が強くて、お出汁の感じが、すごくホッとする味です。おいしいです。カレーの概念が変わりますね」

店主がススめるトッピングがこちらの「毛沢東スパイス」。
唐辛子、胡椒、山椒をミックスした、中国の万能調味料で、スパイス料理が大好きだった中国の政治家「毛沢東」から名前が付けられるほど。香りと辛さが特徴です。

(梶谷アナ)
「(ほんの少しだけかける)おいしそう。まぜまぜスパイスカレーいただきます。<実食>どんな味だ?うん。おいしい。この二つのルーのそれぞれの良さをお互いがこう引き立てる感じがしますね。最後にかけた毛沢東スパイス、これがまたいいアクセントになっていますよね。さらに香りも深くなりますし、辛さもピリリと辛くなって、いいアクセントになっていて」

ちなみに「毛沢東スパイス」はかなり「激辛」なので、自分好みに加減して、おいしく食べてください。

(梶谷アナ)
「カレーって本当、いろんな種類ありますけど、まだまだ食べたことのないカレーがあるんだなと思いました」
(店主・徳山 輝さん)
「ありがとうございます」

「スパイスカレー専門店・華麗なるもももも」
広島市中区紙屋町 
◯濃厚海老香る出汁カレーと旨味チキンキーマ 1450円

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