北海道を代表する初夏の味覚「夕張メロン」の初競りが5月24日朝、札幌市中央卸売市場で行われ、2玉300万円で落札されました。2016年と2022年に並ぶ過去4番目の額でした。

 リキュールのような芳醇な香りが特徴の夕張メロン。

 2024年は春先の天候が良く、日照にも恵まれたことで雪解けが進んだことから、順調に実った質の良いメロンが収穫されていました。

 5月24日午前7時から始まった初競りでは、2玉300万円で落札されました。2016年と2022年に並ぶ過去4番目の額でした。

 初競りにかけられた夕張メロンは1696玉で、市場関係者は「甘味が乗った過去最高級の品質」と話しています。

 近年の初競りの落札価格は2019年に過去最高の2玉500万円、2023年は2玉350万円と、ほとんどが200万円以上の値を付けていて、初競りを盛り上げる2024年の”ご祝儀相場”がいくらになるか注目されていました。

 JA夕張市によりますと、今年は3219トンの出荷を予定し、販売総額は約19億2000万円を見込んでいます。

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