上野動物園にあしらわれたパンダのイラスト=東京都台東区で2022年5月、松井勇人撮影

 上野動物園(東京都台東区)は23日、ジャイアントパンダの双子、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の近況を発表した。

 じゃれ合いが激しくなったことから4月から別々の飼育場所で暮らしている2頭。今月7日には飼育場所が入れ替わった。飼育場所の運動場の広さに違いがあり、運動量に差が生じないようにするための措置だ。

シャオシャオ=20日(東京動物園協会提供)

 体調や天候に合わせて屋外か室内か展示場所を変えているが、気温の高い日は自由に行き来できるようにすることもあるという。

 餌はモウソウチク、シノダケ、マダケのほか、トウモロコシの粉などでつくった「パンダ団子」やニンジン、リンゴ、タケノコを与えている。

レイレイ=23日(東京動物園協会提供)

 一緒に暮らしていた際に2頭を見分けるため、シャオシャオの背中に付けていた緑色の印はうっすら残っているが、少しずつ薄くなっているという。

 15日の計測でシャオシャオは体重81・4キロ、レイレイは84・6キロになった。【山下俊輔】

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