目次

  • 17:30頃

    日韓首脳会談終わる

  • 16:30すぎ

    日韓首脳会談始まる

17:30頃

日韓首脳会談終わる

27日開かれる日中韓3か国の首脳会議のため、韓国を訪れている岸田総理大臣は会議に先立って、26日午後4時半すぎからソウルの大統領府で、ユン・ソンニョル大統領との首脳会談を行いました。

会談の冒頭、岸田総理大臣は「ユン大統領と緊密に意思疎通を図ることができていることを大変うれしく思う。信頼関係をもとに今後ともシャトル外交を継続していきたい。国際社会が歴史的な転換点にある中、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化し、グローバルな課題に効果的に対処するためにも、両国の連携をいっそう緊密化していきたい」と述べました。

両首脳は、日韓国交正常化から来年で60年となるのを踏まえ、若い世代の交流の拡大を図るなど両国の関係改善の流れをさらに加速させていくことを確認したものとみられます。

また、核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢をめぐり、国連の安全保障理事会の場も含めた今後の対応で連携を強化していくとともに、アメリカも加えた日米韓3か国の関係をさらに進展させていくことでも一致したものとみられます。岸田総理大臣はこのあと、中国の李強首相との首脳会談に臨むことにしています。

韓国 ユン大統領「正常化60周年となる来年は飛躍を」

韓国のユン・ソンニョル大統領は26日午後、大統領府で行われた岸田総理大臣との首脳会談の冒頭「私たち2人の強い信頼を基盤にして、この1年間、各分野の各レベルで交流が大きく拡大した」と述べました。

その上でことし1月からの3か月間に、およそ300万人が両国を行き来したとした上で「ことしの人的交流は、過去最高だった年を上回ることが予想される」と指摘しました。

そして「韓日関係改善の成果が着実に積み上がっていることを非常にうれしく思う。韓日国交正常化60周年となる来年は、両国関係をいっそう飛躍させる歴史的な転機にできるよう、岸田総理大臣と私が心をあわせて準備に取り組んでいきたい」と述べました。

16:30すぎ

日韓首脳会談始まる

27日開かれる日中韓3か国の首脳会議のため、韓国を訪れている岸田総理大臣は、会議に先立って、26日午後4時半すぎからソウルの大統領府で、ユン・ソンニョル大統領との首脳会談に臨んでいます。

会談の冒頭、岸田総理大臣は「ユン大統領と緊密に意思疎通を図ることができていることを大変うれしく思う。信頼関係をもとに今後ともシャトル外交を継続していきたい。国際社会が歴史的な転換点にある中、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化し、グローバルな課題に効果的に対処するためにも、両国の連携をいっそう緊密化していきたい」と述べました。

両首脳は、日韓国交正常化から来年で60年となるのを踏まえ、若い世代の交流の拡大を図るなど両国の関係改善の流れをさらに加速させることを確認するものとみられます。

また会談では、核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢をめぐり、国連の安全保障理事会の場も含めた今後の対応で連携を強化していくとともに、アメリカも加えた日米韓3か国の関係をさらに進展させていくことでも一致する見通しです。

14:00前

岸田首相 政府専用機で韓国・ソウルに到着

岸田総理大臣は26日午後2時前、政府専用機で韓国の首都・ソウルに到着しました。

岸田総理大臣は、このあとユン・ソンニョル大統領との会談に臨む予定で、日韓関係の改善の流れをより確かなものにするため、首脳や閣僚間の意思疎通をいっそう緊密にしていくことなどで一致する見通しです。

続いて中国の李強首相とも会談することにしていて双方が共通の利益を拡大する「戦略的互恵関係」の推進などを改めて確認したい考えです。

一方、日本産水産物の輸入停止措置の即時撤廃など、両国の懸案に関する日本の立場を伝えるほか、先の中国による台湾周辺での軍事演習も踏まえ、台湾をめぐる問題を対話で平和的に解決することも求めるものとみられます。

そして岸田総理大臣は27日、およそ4年半ぶりとなる日中韓3か国の首脳会議に出席します。

会議では経済・貿易や人的交流などの分野での協力を確認し、共同宣言がまとめられる見通しです。

12:00前

首相 羽田を出発「胸襟を開いて率直に意見交換を」

岸田総理大臣は26日から2日間の日程で韓国・ソウルを訪問し、およそ4年半ぶりに、27日、開かれる日中韓3か国の首脳会議に出席します。

また会議を前に韓国のユン・ソンニョル大統領、中国の李強首相とそれぞれ首脳会談を行うことにしていて、正午前に政府専用機で現地に向けて羽田空港を出発しました。

これに先だって岸田総理大臣は「前回の日中韓サミットから情勢が変化した中、地域の平和や繁栄に大きな責任を持つ3か国の首脳が一堂に会し、協力の方向性や国際社会に関わる課題について議論することは、大きな意義がある」と述べました。

その上で「胸襟を開いて率直に意見交換を行い、未来志向の実務協力で一致したい。議長であるユン大統領と連携して首脳会議を成功させ、日中韓プロセスの再活性化につなげていきたい」と述べました。

また日中首脳会談については「李強首相との正式な会談は今回初めてとなる。去年11月の習近平国家主席との首脳会談で確認した戦略的互恵関係や建設的で安定的な日中関係の方向性をしっかり確認し、大局的な視点から会談を行っていきたい」と述べました。

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