立憲民主党の泉健太代表は26日、岡田克也幹事長ら党幹部による政治資金パーティーの開催と中止を巡る経緯に触れ「多くの国民に疑問や違和感を覚えさせた」と反省した。京都府福知山市で記者団に、自民党派閥の裏金事件を受けて立民が国会提出したパーティー開催禁止法案の審議中であることを考慮し、幹部間で協議したと明かした。
27日の党執行役員会で、党幹部のパーティー開催について改めて議論する考えも示した。
岡田氏は26日、仙台市で開かれた党会合で中止を決めた理由を説明。「仲間に『パーティーを開くべきではない』と言うつもりは毛頭ない」と述べ、幹事長としての判断だと強調した。
岡田氏と大串博志選対委員長は25日、開催を予定していたパーティーの中止を発表した。泉氏は24日の記者会見で「法案提出時点で『禁止しないと駄目だ』というのは現実的ではない」と開催を容認していた。〔共同〕
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