林芳正官房長官は27日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で中国海警局所属の船舶4隻が同日航行したのを確認したと明らかにした。これにより、同船舶の接続水域での確認日数が158日連続となり、過去最長を更新したと説明した。
岸田文雄首相は26日の中国の李強首相との会談で、尖閣諸島周辺での中国の活動の活発化に「深刻な懸念」を伝えている。林氏は会見で「極めて深刻に考えている。緊張感を持って警戒・監視に万全を尽くし、冷静かつ毅然(きぜん)と対応していく」と語った。
記者会見する林芳正官房長官=27日午前、首相官邸
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