人事院は28日、2024年度春の国家公務員総合職試験(25年4月採用)の合格者が1953人(前年度比74人減)だったと発表した。大学別(大学院を含む)でトップの東京大は前年度より4人少ない189人で、現在の採用試験になった12年度以降で最も少なかった。京都大(120人)、立命館大(84人)、東北大(73人)、早稲田大(72人)が続く。

 中央省庁の幹部候補になる「キャリア官僚」は国家公務員総合職試験の合格者から「官庁訪問」と呼ばれる面接を経て採用が決まる。(神野勇人)

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