自民党の小泉進次郎元環境相は4日、4月の衆院補欠選挙や5月の静岡県知事選などで自民系候補の敗北が相次ぐ現状に関し、党が惨敗し下野した2009年衆院選よりも厳しいとの認識を示した。党横浜市連の会合で「あの時より怖い。あきれて言う気もしない人が増えている」と述べた。小泉氏は09年衆院選で自民党から出馬し初当選した4人のうちの1人。
市連会長の佐藤茂市議は、次期衆院選や来年の参院選への危機感を表し、党総裁の岸田文雄首相の責任に言及。政治資金規正法改正にめどが付いた時点で「自ら責任を取り身を引く苦渋の決断をしていただき、新進気鋭の総裁を選ばなければならない」と語った。
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