自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正案をめぐり、岸田文雄首相(自民総裁)が5日、衆院政治改革特別委員会に出席します。4日に同委で予定されていた採決は先送りされ、自民が日本維新の会の要求を受けて再修正案を提示。他の野党は批判しています。首相らは何を語るのか。タイムラインで速報します。

首相官邸に入る岸田文雄首相=2024年6月5日午前7時55分、岩下毅撮影

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委員会スタート

 政治資金規正法の改正案を審議する衆院政治改革特別委員会が開会した。自民党が公明党、日本維新の会と修正に合意した中、午前中は公明、立憲民主党、維新、共産党、国民民主党、衆院無所属会派「有志の会」の6会派が15分間ずつ質問に立つ予定。午後1時からは岸田文雄首相(自民党総裁)が出席し、立憲の岡田克也幹事長らとの論戦が展開される運びになっている。

09:45

公明・山口代表「今国会最大の課題」

 衆院特別委員会の開会前、公明党の山口那津男代表は党内の会合で、政治資金規正法改正について「今国会最大の課題」と述べ、「衆議院でいよいよ修正を重ね、今日の委員会で質疑、採決に至る見通しになった。我が党の主張はビジョンを掲げ、要綱を提示し、具体案を訴え、ほぼ合意ができたと思う」と語った。「ぜひ今国会で確実に成立を期していきたい」と述べ、「国民の政治不信を招いたことに対する回復を図る営みだ」と強調した。

公明党内の会合であいさつをする山口那津男代表=2024年6月5日午前、国会内、国吉美香撮影

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