岸田文雄首相が、8月前半にモンゴルを訪問し、フレルスフ大統領と会談する方向で検討していることが分かった。北朝鮮と伝統的な友好関係を築くモンゴルに、日本人拉致問題の解決に向けた日朝交渉進展への協力を要請する考え。関係者が5日、明らかにした。
日本の首相のモンゴル訪問は2016年の安倍晋三氏以来。首相は8月、中央アジア5カ国との首脳会合出席のためカザフスタン訪問も調整中で、歴訪を想定している。首相は9月の自民党総裁選もにらみ、政治状況を見極めて最終判断する。
日モンゴル経済連携協定を踏まえ、重要鉱物など貿易や投資の拡大も議題になる見通しだ。
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