岸田文雄首相がイタリアで13～15日に開かれる先進7カ国首脳会議（G7サミット）への出席に合わせ、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談する方向で調整していることが分かった。経済協力や復興支援を盛り込んだ2国間協定を締結する予定だ。日本政府関係者が7日、明らかにした。
両首脳の対面での会談は昨年5月のG7広島サミット以来で、約1年ぶり。首相は地雷対策や農業、インフラといった分野の支援継続を伝えるとみられ、ロシアから侵攻を受けるウクライナとの連携強化を図る。イタリア訪問後はスイスに移動し、ウクライナ和平案に関する「世界平和サミット」に参加する。
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