東京都知事選（20日告示、7月7日投開票）について、自民党都連は10日、現職の小池百合子氏が立候補すれば、支援する方針を決めた。ただ、具体的な支援方法については「都連執行部に一任」とし明確にしなかった。小池氏は近く3選をめざして立候補表明するとみられており、小池氏側の意向を踏まえながら支援方法を決めるとみられる。

　党都連は10日、東京・永田町の党本部で都連大会に代わる総務会を開き、都知事選の対応について協議した。会議後に取材に応じた都連会長の萩生田光一衆院議員は「小池氏が3選の出馬をするならば、支援をする方向で考えていく」と表明。一方で具体的な支援方法については「知事側の考えもあると思う」と述べるにとどめた。

　党内では、選挙期間中でも政治活動ができる「確認団体」を設置し、党派色を消したうえで側面支援に徹する案が浮上している。

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