東京都の小池百合子知事(71)は、都議会定例会最終日となる12日午後の本会議で、任期満了に伴う7月7日投開票の都知事選に3選を目指し立候補する意向を表明する。11日の議会運営委員会で、都側から申し入れがあり、議事終了後の小池氏による発言の機会が認められた。
自民党、公明党、地域政党「都民ファーストの会」が支援する見通し。既に出馬意向を示している立憲民主党の蓮舫参院議員(56)に対しては、立民、共産、社民各党が支援方針を固めている。選挙戦は、2期8年の小池都政への評価が主な争点になる。
公明の石井啓一幹事長は11日のニッポン放送ラジオ番組で、小池氏が政党に推薦を求めずに立候補する場合でも「自主的に支援する」と述べた。
また国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で、共産が推していることを理由に、蓮舫氏を応援しない考えを示した。
都知事選は6月20日に告示。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)ら計40人以上が出馬の準備を進めており、過去最多の候補者数になる可能性が高い。
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