20日告示の東京都知事選に立候補を表明している前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が15日、渋谷区内で演説した。市長辞職後、都内では初の街頭活動という。

 同区のスクランブル交差点近くで、石丸氏は車上から、大勢の聴衆を前に「(日本の人口は)2040年にかけて1千万人以上減る。このまま放置して、日本経済が、社会が持つわけない」と主張。人気漫画のせりふを引用して「世の中に不満があるなら自分を変えろ」などと呼びかけた。

 同日は選挙スタッフの説明会もあり、関係者によると、800人以上が参加したという。石丸氏は「想定をはるかに上回る熱気をちょうだいした」と話した。(小川聡仁)

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