立憲民主党の泉代表は16日、岸田総理大臣に対する国民の信任は失われているとして、19日に行われる党首討論で衆議院の解散を迫る考えを示したほか、討論の内容を見極めたうえで内閣不信任決議案の提出を判断するとしています。

これに関連し、林官房長官は午前の記者会見で、今の国会で内閣不信任決議案が提出された場合の衆議院解散の可能性について記者団から問われたのに対し「岸田総理大臣は『政治改革をはじめとする先送りできない課題に全力で取り組み結果を出していくこと以外、今考えていない』と述べており、それに尽きる」と述べました。

一方、自民党麻生派の斎藤洋明 衆議院議員が、政治とカネの問題を踏まえ、岸田総理大臣の退陣を念頭に「責任は最終的に誰かがとらなければならない」と述べたことについて「岸田総理大臣は、『自民党総裁として先頭に立って政治改革に全力で取り組むことで責任を果たしていく』と述べている。引き続き、内政や外交の諸課題に全力で取り組み一つ一つ結果を出していきたい」と強調しました。

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