岸田総理大臣と自民党の麻生副総裁は、18日夜、東京都内のホテルでおよそ2時間半、会食しました。

麻生氏は政治資金規正法の改正をめぐり、岸田総理大臣が公明党の主張を受け入れてパーティー券の購入者を公開する基準額を「5万円を超える」に引き下げる判断をしたことに不満を持っているとされ、一連の経緯などについて意見を交わしたものとみられます。

また、19日に予定されている党首討論を含む終盤国会への対応や今後の政権運営、それに外交政策なども話題になったものとみられます。

関係者によりますと、岸田総理大臣は会合のあと周辺に対し「いろいろとアドバイスをもらい、有意義な会だった」と述べたということです。

自民党内では、岸田政権の発足以降、緊密に連携してきた両氏の間に溝が生じているという見方も出ていて、ことし秋までに行われる党の総裁選挙を控え、今夜の会合でどのような意見が交わされたのか関心が高まっています。

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