野党は19日、自民党派閥の裏金事件を受けて成立した改正政治資金規正法について「改革には値しない。自民党議員が胸をなで下ろすような法改正だ」（立憲民主党の泉健太代表）などと一斉に批判した。共産党の田村智子委員長は記者会見で「自民が真相解明の幕引きを図るためだけの改正法を押し付けてきた」と断じた。
改正法を提出した自民に対し、泉氏は「喉元過ぎれば熱さを忘れることを期待している」と非難した。「国民は、いいかげんな改正法が成立したことを忘れてはいけない」とも語った。
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