「選択的夫婦別姓」導入賛成自民議連に早期法改正を経団連提言

経団連は今月10日、夫婦別姓を認めない今の制度は女性の活躍が広がる中で、海外でのビジネスなどの際に支障が出かねないなどとして「選択的夫婦別姓」の導入に必要な法律の改正を早期に行うよう、政府に求める提言を初めてまとめました。

こうした中「選択的夫婦別姓」の導入に賛成の立場の議員でつくる自民党の議員連盟は国会内で役員会を開き、浜田国会対策委員長や小渕選挙対策委員長らが出席しました。

会合では経団連のダイバーシティ推進委員長を務める資生堂の魚谷雅彦会長が浜田氏に提言を手渡し「この問題は先送りできず早期に国会で議論する環境を作ってほしい」と要望しました。

これに対し浜田氏は「時代の要請をしっかり受け止めて実現していくことがわれわれの重要な役割だ。一歩でも二歩でも前に進めるようにしていきたい」と応じました。