岸田文雄首相(自民党総裁)は25日の党役員会で憲法改正に関し「先送りできない課題の最たるものだ」と述べた。「力を尽くしたい」とも発言し、改憲に向けて粘り強く取り組む姿勢を示した。
首相は9月末の総裁としての任期が満了するまでの改憲の発議を訴えてきた。23日に閉幕した通常国会では政治資金規正法の改正を最優先したため、憲法審査会で改憲の議論が遅れた。任期中の発議が事実上困難となっている。
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